みなさん、落合陽一ってすごいと思いません??
null²、すごいとおもいます。すごくよかったです。
でも、チカチカしすぎて目にわるいとおもいます。
らやです。

EXPO 2025 大阪・関西万博が10月13日に閉幕しました。

さて、万博ロスだのもっと長く開催してくれだの
いろいろと言われてますね。

駆け込み万博すごいかったですねー 朝から、なんなら前日の夜から当日券のために並ぶって
そこまでして入った万博、入った後も並び、すごい人混みで楽しいんでしょうか?
体力もないので、夜通し並んで待機なんてことしたら、たぶん体調崩すし、楽しめないです

せっかく日本で開催された万博、1度くらい行っておきたい、
そう思いますよね?

今回の万博、行かなかった人もいっぱいいると思います。
行っといたほうがよかったぞー

2027年には横浜で国際園芸博覧会が開催されますね。

大阪万博行けなかったけど、すぐ他の万博やってるし
万博なんて生きてるうちに何回も日本で開催されるでしょー
そう思ってるそこのあなた、

本当にそうでしょうか??

ということで、まずは日本で開催された(る)万博についてみていきましょう。

日本開催万博一覧

  • 1970年 大阪万博
  • 1975年 沖縄万博
  • 1985年 つくば万博
  • 1990年 大阪花博
  • 2005年 愛知万博
  • 2025年 大阪・関西万博
  • 2027年 横浜万博

ふむ、意外とやってる。

70年大阪万博と05年愛知万博はご存じの方、多いと思います。
平成生まれの私からすると、それ以外印象にないです。
大阪花博は聞いたことあるかも...? つくばもきいたことあるようなないような...
沖縄万博は沖縄旅行したときに記念グッズがちょこんと売ってるのを見かけて知りました。

兎にも角にも、2025大阪・関西万博までに過去5回日本で万博が開催されていたわけですね。

さて、この過去5回の万博ですが、どれも同じものだと思っていませんか??
というか規模感やら来場者数やらで見ると、70年大阪万博が一番すごいんです。見てみたかった。

万博って5年おきにやってるんでしょ?
頻繁に日本で開催しているのね~

そんなわけありません。

万博の種類

現在、万博には主に2種類あるんです。
博覧会国際事務局(BIE)という機関が定めています。

  • 登録博覧会(登録博)←所謂、万博
    開催間隔:5年おき
    開催期間:3週間~6ヶ月
    規模:制限なし
    テーマ:普遍的なこと

  • 認定博覧会(認定博)
    開催間隔:登録博のあいだに1回
    開催期間:3週間~3ヶ月
    規模:25ヘクタール以内
    テーマ:専門的なテーマに特化

区分的には認定博だけど、規定は別にあるやつ

  • A1認定 大規模国際園芸博覧会
    オランダのハーグにある国際園芸家協会 (AIPH) が認定する博覧会
    BIEが認定すると国際博覧会(EXPO)を称することができる。
    開催間隔:年1回
    (BIEが認める最低条件は各博覧会間に2年以上の間隔)
    開催期間:3ヶ月~6ヶ月
    規模:最低50ヘクタール、10か国以上の参加
    テーマ:園芸に係る全ての範囲

  • ミラノ・トリエンナーレ
    イタリアのミラノで開催される美術展覧会

これが、1988年に国際博覧会条約が改訂されてからの分類なんですね。

それでですね、新条約になる前の区分がこちら

  • 一般博 (開催間隔:10年以上)
  • 特別博

一般博が登録博に特別博が認定博になったんですね。

それでは、過去の日本で開催された万博についてみていこうと思います。

1970年 大阪万博 

正式名称:日本万国博覧会
カテゴリ:一般博
開催期間:1970年3月15日~1970年9月13日 テーマ:人類の進歩と調和
面積:330ヘクタール
来場者数:6420万人越え!
シンボルマーク: 画像
桜を表現しているらしい。
5つの花びらは、世界(五大州)を、
中央の円は、日本の日の丸、
その周囲の白抜き部分は発展と進歩への余裕を表現しているとか。

アジアで初めての開催!

太陽の塔ですね。

画像
公式マップです。ひろいねー
ちなみに、2025大阪・関西万博よりも広いです。
太陽の塔の周りには大屋根があったっぽい

画像
記念館にあるミニチュア
当時はこんな感じでパビリオンがあった

実際に見てみたかったですねー

1日平均250人もの迷子がでたそう。
それよりも多い迷い大人のための尋ね人センターがあったとか

1975年 沖縄万博

正式名称:沖縄国際海洋博覧会
カテゴリ:特別博
開催期間:1975年7月20日~1976年1月18日
テーマ:海-その望ましい未来
面積:100ヘクタール
来場者数:348万人
シンボルマーク:画像

1970年の大阪万博の大成功を受けて第2回万博の開催を計画。
沖縄の本土復帰(1972年5月12日)を記念して沖縄で開催したとか。

世界で初めての海洋をテーマにした万博

おきちゃんというマスコットがいたとか。
調べてもあまり資料が出てきませんでした。
沖縄で実地調査したらわかるかも

来場者も少なめ、沖縄だからかな...?

画像
公式マップ

さて、この万博の跡地、
何があると思いますか?

美ら海水族館です。

1985年 つくば万博

正式名称:国際科学技術博覧会
カテゴリ:特別博
開催期間:1985年3月17日~1985年9月16日
テーマ:人間と科学技術の共生
面積:100ヘクタール
来場者数:2033万人
シンボルマーク:画像

公式キャラクターいました。 画像 コスモ星丸
かわいい。

画像 公式マップ

リニアモーターカーの仕組みとか展示されてたそう
このころからあったんですね。

1990年 大阪花博(花の万博)

正式名称:国際花と緑の博覧会
カテゴリ:特別博(A1 国際園芸博覧会)
開催期間:1990年4月1日~1990年9月30日
テーマ:自然と人間との共生
面積:140ヘクタール
来場者数:2312万人
シンボルマーク:画像

こっちも公式キャラクターいました。
画像
全然画像が見つからなかったよー

アジア初の園芸博覧会だったらしいです。

希少な植物とかいろいろ展示されてたそう。

2005年 愛知万博(愛・地球博)

はい、ここで一つ厄介なことがおこります。
愛知万博の申請時は条約の変わり目で、特別博の区分で申請されたんですね。
最初は国際特別博とかいう唯一の分類に分けられたんだそうで。
その後、登録博に変更されたみたいです。

正式名称:2005年日本国際博覧会
カテゴリ:登録博
開催期間:2005年3月25日~2005年9月25日
テーマ:自然の知恵
面積:173ヘクタール
来場者数:2205万人
シンボルマーク:画像

自然の叡智というテーマの通り、環境に配慮した会場の建設が行われたそう。

環境に配慮した行動(レジ袋を使わないとか公共交通機関に乗るとか)をするとポイントがもらえたりと省エネを促進させた。

あと、マンモス。

マスコット、モリゾーとキッコロ 画像

NHKでアニメが放送されたから知ってる人もいっぱいいると思います。

森の精霊である彼らは万博が終わって森に帰ったらしい。
たまにイベントで出てきてる。

画像 公式マップ

緑が多めですね。

この万博会場跡、現在ではジブリパークがあります。

愛知万博は公式サイト残ってるのでぜひ見てみてください。
パビリオンの説明とか見れます。
http://www.expo2005.or.jp/jp/index.html

実は愛知、リニモっていうリニアモーターカー走ってます。
世界初の商業リニア

さて、ここまでいろいろとみてきました。

2025大阪・関西万博の来場者数は2900万人ちょい
面積は155ヘクタール

万博と認められているものは全部規模も大きいし、来場者もいっぱいですね。

こうしてみると、
70年大阪万博がおかしい
会場の広さも、来場者数もダントツ

ただ、登録博(一般博)と認定博だと登録博の方が幅広い展示が見れて面白いです。

日本で登録博はまだ3回、つぎは2060年くらいに開催されたるするんじゃないでしょうか。

同一国で開催される2つの万博(世界博覧会または専門博覧会)の間には、少なくとも15年の間隔が必要と決まっているので、早ければ2040年に開催されるかもしれませんね。

今回はここまで、
ちょっと長くなりました。

まだ、万博のことしか記事に書いてないぞぉ?
これじゃあ、万博おじさんになってしまう...

今回はBIEの公式サイトにお世話になりました。
英語かフランス語しかないです。 https://bie-paris.org/site/en/